派遣歴30年の私がすすめる日商簿記3級|求人・副業・家計に効く5つの理由

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経理や会計の仕事に興味がないから「簿記なんて関係ない」と思っていませんか?
実は、実業家の堀江貴文さん、PIVOTの佐々木紀彦さん、リベ大の両学長など、多くの著名人が「簿記の知識はビジネスの基礎」と語っています。

なぜなら、簿記は「お金の世界の共通言語」だからです。

簿記3級の知識は、業種・職種にかかわらず、ビジネスパーソンが身につけておくべき基礎的な教養と言えます。

kana

この記事では、簿記3級を取得した私が、「派遣社員こそ簿記を持っておくと有利な理由」について、実体験を交えてお伝えします。

目次

日商簿記検定とは?

日商簿記検定について

日商簿記検定は、企業の経営活動を記録・計算・整理し、経営成績や財政状態を明らかにする技能を問う試験です。

この検定で学ぶ「複式簿記」は、経理・財務担当者だけでなく、あらゆるビジネスパーソンに必須のスキルとされています。

  • 財務諸表を読む力
  • 経営の基礎的な管理・分析力
  • コスト感覚の養成

などが身につくため、就職活動や社内評価でも高く評価される資格です。

年間約52万人が受験しており、社会的な信頼性も非常に高い検定です。

簿記3級の受験概要(ネット試験)

  • 試験時間:60分
  • 受験料:3,300円+事務手数料550円(税込)
  • 受験資格:どなたでも受験可能
  • 合格基準:100点満点中70点

詳しくはこちら(公式サイト):
👉 日本商工会議所|日商簿記検定

簿記3級を取得すべき理由(派遣社員向け)

求人応募に有利になる

簿記と聞くと「経理や会計の仕事に役立つ資格」というイメージが強いかもしれません。
でも実はそれだけじゃありません。

例えば、経営企画室や社長室など、経営層に関わる部署では財務諸表(損益計算書や貸借対照表)を読み解く力が求められる場面があり、簿記の知識があると有利です。

私自身、経営層へ提出するレポート作成を担当していたとき、簿記の知識がとても役立ちました。
経理以外でも、金融業界やコンサルティング会社などでは、数字の流れに強いスキルとして評価されることもあります。

派遣会社の求人を見ていると、一見すると簿記は関係なさそうな仕事なのに「あるとよいスキル」として日商簿記が記載されていることがあります。
データ集計などの業務でも、扱うデータが会計に関するものであれば、仕訳の知識や勘定科目への理解が求められる場合もあるのです。

kana

簿記の資格で他の応募者と差別化できますよ😆

経理職へのキャリアチェンジも視野に

簿記の勉強を始めてみると、「意外と面白い!」と感じる方が多いです。
左右の金額(借方と貸方)がピタッと一致したときの達成感は、ちょっとした快感。そこに“美しさ”を見出す人もいるほどです。

私が学習していた簿記3級のYouTube講座のコメント欄には、
「次は2級もチャレンジします!」という声がたくさんあって、ステップアップしたくなる人も多数。

簿記3級から2級へと進めば、経理職への転職もグッと現実的に。
どの会社にも経理部門はあるため、簿記2級まで取得すれば、仕事選びの幅がグッと広がります
実務経験がなくても「数字に強い人材」として評価されることがあり、未経験からの経理転職への第一歩になる可能性もあります。

kana

私は3級でも苦戦して…2級まではちょっと勇気が出なかったんです😓
でも「簿記楽しいかも!」と思えたら、2級へGO!してみてくださいね。

副業・生活にも役立つ簿記の知識

経済ニュースがよくわかるようになる

簿記3級の知識があると、経済ニュースが少し身近になります。
会社の決算書が読めるようになることで、「この企業が儲かった理由」や「新しい会社の成長ポイント」など、数字の裏側もなんとなく見えてくるようになります。

ただ聞き流していたニュースが、「なるほど、そういうことか」と納得できる場面が増えてきます。

副業・確定申告にも便利

もしあなたが「派遣だけではちょっと不安…」と感じていて、これから副業にチャレンジすることがあるなら、簿記3級の知識はとても役立ちます。

副業で収入があると、確定申告が必要になります。
簿記3級の知識があれば、自分で帳簿をつけられるので、税理士に依頼する費用を抑えることもできます。

特に、節税効果のある「青色申告」では、複式簿記での記帳が求められますが、簿記の基礎を押さえておけば、自分で対応できます。

家計・投資にも応用できる

  • 家計管理:支出・収入を「見える化」し、家計簿を効率的に
  • 資産形成:企業の財務状況を判断し、投資の参考に
kana

日常生活のあらゆる場面で「数字に強くなる」ことのメリットは大きいです。

まとめ|派遣社員にとっても簿記は“強い味方”

働くうえで「持っているカード」は多い方が選択肢も広がります。
特に派遣社員にとっては、スキルや資格がそのまま“武器”になる場面も少なくありません。

簿記も、そんなカードのひとつ。
3級なら独学でも挑戦しやすく、取得しておいて損はない資格です。

kana

受験料も比較的安くて、コスパのいい資格だと思いますよ😊

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※当ブログの内容は、管理人の実体験と主観に基づいたものです。できる限り正確な情報を心がけていますが、最終的なご判断はご自身でお願いいたします。

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