派遣社員は評価されない?|頑張っても報われないと感じたときの考え方【派遣歴30年】


急ぎの仕事を頼まれて、必死に仕上げた。ミスがないように何度も確認して、期日より早く出した。
でも、返ってきたのは「あ、どうも」だけ……。
派遣社員として働いていて、そんな場面に出会うことはありませんか?
よりよくしようと頑張っても時給は変わらない。褒められることもない。あるのは「次も更新でお願いします」という連絡だけ。それ自体はありがたいことなのに、なんだか虚しい。「頑張っても頑張らなくても同じじゃない?」そんな気持ちになってしまいます。
その逆もあります。すごく頑張って、上司にも評価されて、やりがいも感じている。それなのに、上層部の意向や組織変更であっけなく契約終了。派遣社員なのだから仕方ないと自分に言い聞かせても、割り切れないやりきれなさが残ります。そんなことも、一度や二度ではありませんでした。
この記事は、「頑張っても報われない」と感じている派遣社員の方に向けて書きました。
たとえばテンプスタッフは定期評価制度を採用していて、スキルアップやモチベーションにつながるサポートに力を入れています。そういった派遣会社の紹介と、自分ではどうにもできない派遣先の評価との距離の取り方について。少しでも参考になれば嬉しいです。
若い頃は、あっけなく契約が終了してしまったとき、なんともいえない虚無感に襲われていました。今は、自分でできることと、自分ではどうしようもないこと。その距離感を意識するようになりました😊
派遣社員が評価されにくいと感じる理由


「評価されていない」と感じやすかった職場の例をお話しします。
たとえば、指揮命令者(マネージャー)のサポート業務などの場合は、比較的評価されやすい傾向にあったと思います。業務で直接関われるので、仕事ぶりが見えやすい環境です。
一方で、指揮命令者の部下にあたる社員のサポートだと、指揮命令者とは間接的にしか関わりません。
その部下の方たちの多くは自分の業務で手一杯で、「派遣社員の働きぶりを評価しよう」とはなかなか思いにくいのだと思います。若手の社員の場合は、派遣社員と働くのが初めてという人も多く、「派遣ってこんなものでしょ」という感覚で見られていそうな気配もありました。
また、派遣先によっては「とくに大きな問題がなければよし」としている感じのところもありました。
急に休んで周囲に迷惑をかけている派遣社員と、納期をきっちり守ることに心を砕いて頑張っている派遣社員。どちらもその先にあるのは「次の3か月更新」という同じ報酬です。
派遣社員の頑張りを積極的に評価しようというところは少ない印象でした。
気楽に働いているように思われがちな派遣社員ですが、とても真面目に、きっちり仕事をこなす人が多いです。仕事なので当然といえば当然なのですが、それがなかなか評価されにくい現実もあると思います。
派遣社員でも、頑張ったら「評価されたい」と思うのは自然なこと


小さなことでも自分なりに工夫してみる。
「こうすると効率的かな?」「 この資料はこうやったらわかりやすいかな?」
そんなふうに考えながら仕事をしている方は多いと思います。
そういうプラスアルファの部分を、認めてもらえたとき。「きれいにまとめてくれてわかりやすい」「いつも丁寧な仕事で助かる」そんな言葉をもらえると、「また頑張ろう」と思えるものです。
逆に、創意工夫しても当たり前とされてしまうと、モチベーションは下がります。言われた業務をただこなすだけになってしまうと、評価もされないし、なにより仕事をしていて楽しくありません。
ほんの少しでも、この職場で自分が役に立っている。そう感じられることが、やる気につながるのだと思います。
たまに「褒めると損する」とでも思っているような、絶対に褒めない人もいました。私も心が狭いので、そういう人には言われた通りのことしかしません。結局は、その人が損をしているように思います。
テンプスタッフは定期評価を採用
なかなか評価されないと感じることも多い派遣の仕事ですが、定期評価制度を取り入れているのがテンプスタッフです。
テンプスタッフ(パーソルテンプスタッフ)は、2024年10月から派遣スタッフの定期評価制度をリニューアルし、全国で運用を開始しています。
💡テンプスタッフの定期評価制度のポイント
派遣先からのフィードバックを活用した総合評価
派遣先企業から提供される情報をもとに、派遣会社としての評価を行い、その結果が派遣スタッフにフィードバックされます。評価内容には派遣先担当者からのメッセージも含まれるので、自分の仕事ぶりを客観的に振り返ることができます。
評価コメントがデータで残る
従来は営業担当が年1回、主に対面・口頭で評価を伝える形でした。新しい制度では、面談に加えて一人ひとりにデータとして渡されます。派遣先・派遣スタッフ・派遣会社の3者の手元にデータが残るので、評価やフィードバックの抜け漏れも防げます。
年2回の実施
より直近の働きぶりを評価するため、評価とフィードバックが年2回行われます。スキル支援や待遇改善につなげることを目的としています。
個人的にいいなと思うのは、評価が「形に残る」ことです。
派遣先で「助かってるよ」と言ってもらえても、その場かぎりの言葉で消えてしまいます。でも、データとして残る評価なら、次の職場を探すときに「自分はこういう働き方が評価されてきた」と振り返る材料になります。
実際、テンプスタッフが行った調査でも、派遣スタッフの約4割(39.5%)が「派遣先からのフィードバックを重視する」と答えています。理由として挙がっているのは、モチベーションや、自分の仕事を客観的に知れること。頑張りを見ていてほしいと感じている派遣社員は多数いるということがわかります。
フィードバックを受けた派遣スタッフの声



派遣先の声を聞く機会がほとんどなかったので、自分自身を振り返るきっかけになりました。明日からもっと頑張ろうと思えました。



「積極的な姿勢」を評価いただき、自分の強みに気付くことができました。強みを活かした仕事にチャレンジできると感じています。
特に嬉しかったのは「周囲からの信頼も厚いです」と就業先からコメントをいただけたこと。自分が行ったことを評価してくれて安心しました。



フィードバックをもらって「もう少し違うサポートもできるかな」と考え、スキルアップしたいと思いました。いつかは正社員になりたいです。
派遣先の声
派遣スタッフの昇給を考えていたわけではありませんでしたが、定期評価をきっかけにパフォーマンスを振り返る良い機会になりました。昇給しない理由はないと思い、昇給を決めました。
昇給を検討するきっかけになっているのは、派遣社員にとってとても嬉しいポイントですね😊
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派遣社員にできることは、自分のスキルと経験を積むこと
派遣先の評価は、自分ではコントロールできません。
ちゃんと評価してもらえる職場かどうかは、1回だけの職場見学で判断するのは難しいですよね。
それに、自分ではすごく頑張っているつもりでも、上司の評価ポイントとずれているかもしれません。
頑張りを評価してもらえたら嬉しい。それはそうなのですが、派遣先の評価を気にしすぎて、必要以上に頑張って消耗してしまうのは違うかなと思います。
「この派遣先のために頑張る」というよりも、自分のために頑張る。自分の糧にする。スキルや経験を積むために、派遣先を利用させてもらっている。派遣社員は、そのくらいのドライなスタンスでいいのではないかと思っています。
スキルや経験が積み上がれば、働く選択肢が増えます。時給の高い仕事に応募できるようにもなります。
自分の市場価値を上げることに注力する。そのほうがずっと確実だと私は思っています。
派遣会社によっては、スキルアップの支援制度を用意しているところもあります。せっかくなら、そういう制度を活用しない手はありません。


まとめ|派遣社員にとって大切なのはスキルと経験
派遣先で評価されない虚しさは、頑張っている人ほど感じるものだと思います。
テンプスタッフのように、派遣会社の側に評価の仕組みを持つところもあります。フィードバックをもらって、自分の仕事ぶりを振り返る。そういう環境を選ぶ道もあります。
一方で、派遣先の評価はあまり気にかけないようにして、自分の市場価値を上げることに注力する。そういう道もあります。
どちらにしても、派遣社員にとって大切なのは、スキルと経験を積むことなのだと思います。スキルは評価にも繋がりますし、新しい道も開いてくれます。
今の職場での頑張りを、「誰かに評価してもらうため」だけでなく、「自分に残すため」のものにしていけたらいいですよね😊


※当ブログの内容は、管理人の実体験と主観に基づいたものです。できる限り正確な情報を心がけていますが、最終的なご判断はご自身でお願いいたします。






