今こそ派遣社員にExcel VBAをおすすめする理由|派遣歴30年が解説

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「Excelは使えるけど、VBAって難しそう…」「プログラミングの経験がないと無理かも」そんなふうに感じている方は多いのではないでしょうか。

「VBAなんて…」という声があるのも事実ですが、VBAのスキルは未だに需要があります。

私自身、VBAを学び始めたのはプログラミングの知識がまったくない状態からでした。Excel関数やピボットテーブルは業務をしながら覚えていきましたが、VBAは全く歯が立たず、独学では無理と判断。ブランク期間に失業給付をもらいながら職業訓練校で勉強し、VBAエキスパートスタンダードを取得しました。

業務経験を積むまでには時間がかかりましたが、経験が積めれば1ランク上の時給が目指せます。いつもExcel業務をしている事務派遣の方には、なじみのあるExcel VBAのスキル取得はおすすめです。

そして今は、当時とは学習環境が大きく変わっています。AIのサポートで習得のハードルがずいぶん下がり、初心者でも業務に活かしやすくなりました。

この記事では、現役でExcel VBA業務を行っている派遣歴約30年のkanaが、現場の空気感を通じて派遣社員がVBAを学ぶべき理由と勉強の始め方をお伝えします。

kana

いろいろなBIツールやRPAで効率化はできますが、やっぱりExcel VBAのスキルはまだまだ活躍できる場があると感じています😊

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目次

今こそ派遣社員にVBAをおすすめする理由

今こそVBAをおすすめする4つの理由を示した図解。

AIのサポートで初心者でも活用しやすい

かつてVBAの業務といえば、エラーが出るたびにGoogle検索して似たような事例を参考にコードを修正して…という繰り返しでした。しかもその通りにやっても解決しなくて、また検索するという骨の折れる作業でした。

ところが今は、わからないコードやエラー文をAIに投げれば、すぐに原因と修正方法を教えてもらえます。「このコードを〇〇するように直して」と自然な言葉でお願いするだけで、コードを書いてもらうこともできます。

AIはVBAコードを書いてもらうだけでなく、「この処理はどう書けばいい?」「このコードの意味を教えて」という形でも使えるので、ツールの新規作成でも他の人が作ったコードの改修でも、だいぶ楽になりました。私が初めてVBAの業務に就いた当時はAIという選択肢がなく、ひたすら参考書とGoogle検索の繰り返しでした。

「じゃあ勉強しなくてもいいのでは?」と思うかもしれませんが、基礎的な知識があった方が圧倒的にAIを上手に使いこなせます。「そのやり方ではなくこのやり方で」と適切な指示ができるからです。

自動化・効率化の需要は大きい

Excelはいまだに多くの職場で使われていて、「Excelで自動化できる人」へのニーズは根強くあります。毎月同じ作業を繰り返している、集計やレポート作成に時間がかかっているという職場は少なくありません。そういった業務をVBAで効率化できる人材は、派遣先からも重宝されやすいと感じています。

クラウドツールやAIが広がっていても、Excelを使い続けている職場は非常に多く、それだけ現場の業務と密着していると言えます。

実際に複数のAIに「会社でのExcelはなくなる?」と聞いてみましたが、「関数を人間が入力しなくなるなど使い方は変わるけれど、当分はなくならない」という答えでした。それだけExcelが職場に根付いているということですし、そのExcelを自動化・効率化できるVBAのスキルはまだまだ需要があると思っています。

さらにVBAのスキルはPower BIなどのBIツールとの親和性もあり、他のスキルも身につけやすくなります。

時給アップも可能に

VBAのスキルを実務で活かして、さまざまな自動化・効率化ができるレベルになると、時給アップに直結しやすいです。

一般的な事務職の時給が1,500〜1,800円台のところ、VBA実務経験があれば2,000円以上で就業できる可能性が出てきます。さらにVBAのスキルはPower BIなどのBIツールやUiPathなどのRPAにも広げやすく、さらなる高時給も狙えます。

kana

事務派遣のExcel業務だけでは難しい大幅な時給アップが、VBAの習得で可能になります。少しでも興味がある方は、今の業務の中からチャレンジしてみるのがおすすめです😊

プログラミングの知識が身につく

VBAはExcelに特化したプログラミング言語ですが、変数・条件分岐・繰り返し処理といったプログラミングの基本的な考え方を自然に身につけることができます。

実際、私もVBAを学んだあとにPythonを少し勉強しましたが、基本的な考え方は同じと感じる場面が多かったです。

ITスキルをこれから広げていきたい方や、エンジニアにも興味がある方にとって、VBAは良い入り口になると思います。

kana

プログラミング思考が身につくと、業務全般での問題解決力や論理的思考力が上がると言われていますよね。プログラミングはエンジニア向けのイメージがありますが、ビジネスパーソンにも役立つスキルだと思います😊

VBAのデメリット・注意点

ハードルが少し高い

VBAはExcel関数とは別の「プログラミング言語」です。初めて触れる方には、変数や配列といったプログラミング特有の概念に戸惑うことが多いと思います。
私も配列の考え方になかなか慣れることができず、苦労しました。

「Excelは使えるけどプログラミングは別物」というのは正直なところで、苦手意識が強い方には最初の壁が高く感じるかもしれません。

ただ、疑問点をAIにぶつけていけば少しずつ前進していけるので、一人で抱え込まずに活用してみてください。

未経験から実務経験を積むには工夫が必要

VBAの求人に応募する際、実務経験を求められることが多いです。勉強したものの、最初の実務経験をどこで積むかが悩みどころになります。

おすすめは、今の派遣先のExcel業務の中で少しずつVBAを使ってみることです。「毎月繰り返している作業をマクロで自動化してみる」という小さなことから始めると、実務経験として積み重ねやすくなります。業務の手が空いている時などにAIに「この作業を効率化するには?」と聞きながらやってみるのがおすすめです。

私自身はAIがなかった時代だったので、VBAエキスパート取得後もなかなか実務経験が積めずに苦労しました。その点、今の時代は経験が積みやすくなったと思います。

なお、多くの企業でAIの活用が進んでいて、特にMicrosoftのCopilotは使える会社が増えています。ただし派遣先によってはAIの使用を制限していたり、会社のデータをAIに入力しないよう定めているケースもあります。必ず派遣先に確認してから活用するようにしてください。

kana

私もVBAスタンダードを取得してから、実際にVBA案件に就くまでに時間がかかりました。資格を持っていても実務経験の有無が採用のポイントになることが多いので、新しい派遣先を探すのではなく、今の仕事の中で少しずつVBAを使って自動化し、実績を積む方が近道だと思いますよ😊

Excel VBAが向いている人・向いていない人

Excel VBAが向いている人・向いていない人の特徴をまとめた図解

VBA習得に向いている人の特徴

以下に当てはまる方は、VBAとの相性が良いと思います。

  • Excelを日常的に使っていて、ある程度使いこなせる
  • 日常の定型業務をそのまま行うのではなく、「もっと効率的な方法はないか?」と考えるタイプ
  • わからないことを自分で調べて解決するのが苦ではない
  • 新しいことを覚えることへの抵抗が少ない
  • うまくいかなくても粘り強くやり通せる

特に「自分で調べて試す」姿勢があるかどうかは、習得スピードに大きく影響します。AIを活用しながら試行錯誤できる人は伸びやすいと感じています。

kana

私はできないと悔しい!と思って、なんとしてもうまく動かしてみせるという気持ちでいつも取り組んでいます。思った通りに動いた時の嬉しさは、他の業務ではなかなか味わえないものがあります。VBAのコードを書くのって、結構ゲームをしているみたいな面白さがありますよ😊

VBA習得に向いていない人の特徴

以下に当てはまる方は、少し慎重に考えた方がよいかもしれません。

  • 新しいことを覚えることへの抵抗が強く、勉強そのものが苦痛に感じる
  • 自分で考えて工夫するのが苦手
  • わからないことに直面したとき、そこで止まってしまいやすい
  • Excelはデータのコピペやデータ入力がメインで、関数をほとんど使ったことがない

Excel VBAを習得するには、まずExcelで何ができるかを知ることが先決です。関数やピボットテーブルをある程度使いこなせるようになってからVBAに進む方が、スムーズに習得できると思います。

kana

Excel関数にどんなものがあるか知っておかないと、知らずにその動きをするコードを作成してしまって、かなり無駄な作業が発生したなんて話を聞いたことがあります😅

おすすめExcel VBA勉強法

kana

VBAを学ぶ方法はいくつかあります。自分の状況や目的に合わせて選んでみてください。

無料でVBAを学びたい方

アデコに登録すると、VBAエキスパートをはじめDX・MOS・簿記など多数の講座が完全無料で受講できます。転職サポートまでついてくるのでスキルアップと仕事探しを同時に進めたい方におすすめです。

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本格的にプログラミングを学びたい方

「独学では不安」「誰かに質問しながら学びたい」という方には、オンラインプログラミングスクール【1st step】がおすすめです。VBA基礎コースは12,000円(税込)で全10章、オンライン完結型なので好きな時間・場所で学べます。わからないことはエンジニアに直接質問できるサポート体制が整っているので、未経験でも安心して始められます。

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独学で始めたい方

「まずは費用をかけずに試してみたい」という方には、書籍とYouTubeの組み合わせがおすすめです。初心者から実務レベルまで使えるおすすめの本とYouTubeチャンネルをまとめています。
書籍は私が実際に購入して実務でもとても役立ったものを紹介しています。

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まとめ

「このAI時代にVBAってどうなの?」と思うかもしれませんが、実際に現場で働いていても派遣会社の求人を見ていても、まだまだ需要があると感じています。

Excel VBAは、派遣社員としてのスキルアップを考えるときに、今まさに取り組みやすい環境が整ってきています。そしてVBAを使った業務は時給が上がるだけでなく、派遣社員にありがちなルーティンワークばかりの状況から抜け出せるチャンスにもなると思っています。

AIの導入によって学習のハードルが下がり、わからないことを気軽に質問できる恵まれた環境が整いつつある今がチャンスです。

日頃のExcel業務が面倒だと感じたら、それはVBAで自動化できるサインかもしれません。AIが使える環境なら「この業務を自動化するにはどうすればいい?」と気軽に聞いてみてください。

最初の一歩は、今の仕事の中からでも踏み出すことができます。

kana

向き不向きがはっきり分かれるのがプログラミングの世界ですが、「私は文系だし…」と最初から諦めているのはもったいないです。私も理系ではありませんが、VBAを勉強して今では実務でVBAを使えるようになり、仕事に面白みを感じられるようになりましたよ😊

kana

VBAのスキルが実務レベルになると、IT・Web特化の派遣会社でより高時給・在宅案件も狙えるようになります。

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